活動報告

AKEUMI出張手話講座第五回目 実施いたしました!

日程: 9月10日(木)
時間: 15時から16時半(90分)
場所: k.r.t. design cafe
参加人数: 30名  異業種の経営者様、皆様
講師: デフ講師 YUMIE、shie
助成: 公益財団法人 タチバナ財団
主催: ⼀般社団法⼈  陽けたら海へ
皆様へ制作パンフレットを配布いたしました。

実施内容
① 講師挨拶・講師のこれまで
k.r.t. design cafe様のカフェにてお客様に、オーナーであるshieさんに、
講師の自己紹介をして頂き、手話の必要性や、すべての人々に優しい世の中になってほしいというオーナー様の願いのもと実現することができました。
またこれまでの私についても、オーナー様自身がお話しをしてくださいました。
② 手話講座「街で使える手話」
今回は、「実際に困っている場面で使える手話を教えてほしい」というご要望をいただき、街中などで聴覚に障がいのある方が困っている場面を想定し、シミュレーションを交えながら実施しました。
「大丈夫ですか?」「どうしましたか?」「口の動きと筆談、どちらがいいですか?」「何かできることはありますか?」「救急車・警察を呼びますね」「スタッフの人を呼びましょうか」「大丈夫ですよ、安心してくださいね」など、実際の場面ですぐに使える表現を中心に学んでいただきました。
手話そのものを覚えるだけではなく、相手の様子をよく見ながら、どのように声をかけ、どのように安心してもらうかについても一緒に考えていただきました。

◉皆様の様子
今回は、美容サロン関係者、ろう学校の先生、マッサージ店経営者、歯科衛生士、美容師の方など、さまざまな業種・立場の皆様にご参加いただきました。
講座では、制作したパンフレットをもとに説明を進めました。熱心にメモを書き込む方も多く、皆様の関心の高さが感じられました。
質疑応答では、
「落ち込んでいる時は、どのように気持ちをプラスへと変えていったのでしょうか」
「覚えた手話を忘れてパニックになってしまった場合でも、相手に伝わりますか」
などの質問もあり、手話の技術だけではなく、聞こえない人とのコミュニケーションそのものについて考えていただく機会となりました。

◉今回の講座を通して

講座後のアンケート(別紙)では、「面白かった」「話しかけられる自信になった」「表情をもっと使おうと思いました」などの感想をいただき、手話や聴覚障がいのある方とのコミュニケーションに対するイメージにも変化が見られました。
聞こえる人は、声の大きさやトーンなどから相手の感情を感じ取ることができます。一方、聞こえない人とのコミュニケーションでは、手の動きだけでなく、顔の表情やアイコンタクトも大切な情報の一つになります。
例えば「ありがとう」と伝える時も、手話だけではなく、笑顔や表情を添えることで「ありがとう」という気持ちがより伝わります。驚いた時や感動した時なども同様に、表情には大切な役割があります。
そのため講座では、手話を覚えることと同時に「相手の顔をよく見ること」の大切さもお伝えしました。
そして、今回最も大切にしたのは、手話を完璧に覚えていなくても、伝えることを諦めないということです。
「手話ができなければ、聴覚に障がいのある人とはコミュニケーションが取れない」と思われがちですが、手話を忘れてしまったとしても、表情、身振り、口の動き、筆談など、伝える方法はいくつもあります。
大切なのは、完璧な手話ができることではなく、目の前の相手に「伝えたい」「力になりたい」という気持ちを持つことです。
今回の講座を通して、「手を動かすこと」だけが手話コミュニケーションではなく、相手を見て、気持ちを込め、伝えることを諦めないということも、皆様に感じていただけたのではないかと思います。

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