出張手話講座 活動報告
開催⽇ :2026 年 9⽉23日(木)
実施時間 :10時半から11時
場所 :大田区認可保育園大空と大地のなーさりぃ〜
参加者数 :40名(園児、保育士、園長先生)
助成 :公益財団法人 タチバナ財団
主催 :⼀般社団法⼈ 陽けたら海へ
配布資料. :オリジナル手話パンフレット動画QRコード付き「手話ガイド」
講座資料(作成したもの)
講師 :堀 由美恵 荒内由紀(手話通訳)
実施内容
① イラストを活用した手話学習
「いっしょ」「あそぼう」「またね」「ありがとう」など、園児が日常生活の中で使いやすく、覚えやすい手話をイラストにして紹介しました。イラストを見ながら一緒に手話を覚えた後、「いぬ」「うさぎ」「ぞう」などの動物も加え、全部で10個程度の手話を学びました。

② 子どもたちが先生役になって手話に挑戦
覚えた手話を使って、今度は子どもたちに先生役を体験してもらいました。先生役の子どもがみんなの前に立ち、選んだイラストを提示すると、ほかの子どもたちがそのイラストに合った手話を表現しました。
「いぬ」と「うさぎ」のように似ている手話については、手の形や動きの違いを意識してもらいました。また、「ぞう」は長い鼻をイメージして身体全体を使って表現するなど、子どもたちが楽しみながら手話に親しめるよう工夫しました。
③ 手話を見て「何の動物か」を当てるゲーム
次はイラストを見せず、講師が手話だけを表現し、何の動物を表しているのかを子どもたちに当ててもらいました。
さらに、「ほかにも手話を知りたい動物がいる人?」と問いかけると、子どもたちから「きりん」「かめ」などの声が上がり、その場で新しい手話も紹介しました。子どもたち自身が興味を持ったものを手話で知ることで、楽しみながら学びを広げることができました。
④ 覚えた手話をつなげて挨拶
最後は、最初に覚えた「いっしょ」「あそぼう」「ありがとう」「またね」の手話をつなげました。
「今日は楽しかったですか?」という問いかけに、子どもたちから元気な「は〜い!」という返事があり、最後に講師から「いっしょにあそんでくれて、ありがとう。またね!」と手話で伝え、最後は子供たちと先生から素敵な手話歌をプレゼントしてくださり、講座を終了しました。
参加者の様子・成果
今回の講座では、手の動きだけでなく、手話では表情も大切な要素であることをお伝えしました。子どもたちは講師の表情や動きをよく見ながら、身体全体を使って楽しそうに手話を表現しており、保育士の皆様からも豊かな表情や反応が見られました。
終了後、園長先生からは、「とても大切なこと。勉強だけではなく、手話という言語があることを知る機会になる。また、保育士も表情が硬くなりがちなので、今後もぜひ来てほしい」とのお言葉をいただきました。
園児が手話を「勉強」として覚えるだけではなく、一つの言語として、見て、まねて、伝わる楽しさを体験する機会となりました。また、園側から今後の継続実施についても前向きなお話をいただき、今後の活動につながることが期待されます。
