Activity

6月9日 今井絵理子参議院議員 表敬訪問

今井絵理子参議院議員を表敬訪問いたしました。

目的は、今回立ち上げた法人の理念に、「聴覚障がい者が活躍できる社会の実現」を掲げていること、また大阪の事故による聴覚障がい者の逸失利益に関することなど様々な課題についてお話ししたかったからです。今井議員は、国会会期中で委員会の合間を縫ってお時間を取っていただきました。短い時間ではありましたが、それはとても価値のある時間になりました。移動時間も節約し、お話しする時間を多く取るために今井議員は国会議事堂内のお部屋をご用意くださいました。

ご周知の通り、今井議員の御子息も聴覚障がい者であることから、国会の質疑に手話を導入することなど幅広く活動されておりました。今回、向いている方向は同じであると確信し、共に聴覚障がい者が活躍できる社会を実現しようとお話することができました。最後に今井議員は聴覚障がいは「個性」である。とおっしゃいました。
これは全く同感で私自身も「聴こえないことはマイナスではなく、挑戦をすることで強い武器になるので、私にとっては宝物です」といつも皆さんにお伝えしています。

「聴こえないことって大変だよね」「かわいそうだよね」と皆さんは思うかもしれないけれど、確かにこの世界は聴こえる人が作っている世界だから不便だと思うかもしれません。

だからこそ見えてきた世界というものが障がいを持つことで、あると思います。その見えてきたものとは?それは「聴こえる人」にはない世界です。

強みにもなる、その人にしかない世界観です。その世界観はその人にしかないものであり、時として素晴らしい気づきを得ることが出来るので、私は素晴らしい「個性」だと思っています。

今井議員は「どうしてあけたら海へなの?」と名前の由来を聞いてくださってお答えした時に優しい目をしてくださったのを覚えています。


お会いすることができて本当に素晴らしい時間でした。

関連記事

TOP