YUMIEのコラム

風の時代

おはようございます!

どんどん春めいていきますね!空の色がより一層青くなってきましたね!
このコラムは私の独り言みたいなことも書いていくのですが、、読んで下さる方がいてくれてとても嬉しく思います。
ありがとうございます!♡

さて、テーマが「風の時代」なのですが、これは「2020年12月末から地の時代から風の時代に変わる」と沢山の人が言ってましたね。

「地の時代」とは「物」や、「目に見えるもの」「安定」というものが良しとされてきたものに対して、
「風の時代」は「目に見えないもの」、「心のつながり」、「シェア」などが重要視されていくと言われています。
地の時代、何と200年も続いたそうですよ〜
なぜ私がこんなことを書いたというか。
それは先日、電話(電話リレーサービスというものを利用して)いた時のことです。
※電話リレーサービスとは聴覚に障がいがある人や発話に問題がある人が利用できるもので、(予め申請が必要)
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/telephonerelay/index.html私は電話ができないので、中間にいる通訳者に「手話」か「文字」どちらかを選んで、相手の言ってることをこちらに教えてくれるものです。

最近はあちこちにこちらを利用してかけさせて頂いているのですが、まぁ、なかなか対応が機械的というか、こちらがこのサービスを使って話しているということも知っているのに、
「ではかけ直しますので電話番号教えてください」とか「あ、電話できないんですね・・そうしますとこちらでは対応しきれないので・・」とか「ご本人様でないと確認でき兼ねません」といった問題がしょっちゅうあります。
またかけた先ではガイダンスが多く、中間に入ってる通訳者もうまくこちらの意向を読めなくて、どのボタンなのか?うまく通じなくて、むむむ・・・となることもしばしば・・

1番の問題は、折り返し返事を「出来ればショートメールメッセージでお願いしたいのですが」と言うと、
「こっちではそう言った対応はやってないんです」とか「窓口に来ていただかないと・・」と言うことが多いんです。が!
ある用事で、島に電話をした時のことです。
「あ、そっか!電話できないんだったよね、えっとどうしたらいいですか?」と寄り添ってくれる対応に思わず心が温かくなりました。
それに、「じゃぁ、こっちのショートメールメッセージを伝えるね、あとはどうしたらいいかな?」とか言うんです。
終始こちらの気持ちを汲み取って
「じゃ、何かあったらメッセージしてください。聞こえなくても問題ないです。安心してください。頑張ってください」って・・
パソコンでやってたんですが、何とも言えない優しさに感動しました・・・
こう言った心のあり方ってとても嬉しいですね。そしてじわぁっと心が温かく幸せな気持ちになります。
「風の時代」に例えて言うならば、「心のつながり」「優しさのシェア」だと私は思うんですよね。
機械を通してだからこそ、「うわぁ・・嬉しい・・」って余計に思います。こう言ったことがもっと増えるといいなぁ。
そして風に乗ってどんどん広がっていくといいなぁって思いました。
きっと通訳をしていた電話リレーサービスの方も同じように「このかた優しいな」って思ってると思う!(勝手な想像だけど)
そしてこれが「風の時代」に最も必要とされているとしたら、これから世の中はもっともっと優しさに溢れた世界になっていくのかなっておもいます。
そうあって欲しいですね🌸そうでありますように🌸

写真はパプアニューギニアに行った時のもの。
子供達はみんな同じ絵を描いていました。
「高床式の家と(マラリアを防ぐため)椰子の木と(ココナツジュースを飲むため)家族と犬」って。
そのほかのものはほとんど書かない。これは彼らが沢山のものを持っていないから。きっとこれで十分なんだと思う。
その代わり大きな口をいつも開けて笑っている子たちばかり。帰り際寂しくて泣いた私にそっと私の手に小さな貝殻を渡して、
「泣かないで」と伝えてきた。本当に大切なものは「もの」じゃなくてこう言うものなんだと思う。
ありがとう。

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