YUMIEのコラム

ヘルニアからのその後〜手術して1年4ヶ月

おはようございます!
この前の大寒の日は寒かったですね。人間寒いとどういうわけかお芋などのホッコリした重たいもの食べたくなりますね
(私だけかな?)
さて、以前のホームページでは「ヘルニアについての話はこれからもどんどん書き続けてください」と
言うコメントが多かったので今回はヘルニアのその後について書きたいと思います。
2019年3月頃に腰の痛みが悪化してきて、騙し騙し過ごしてきましたが、ゴールデンウィークを過ぎた頃、急に悪化。
ついに痺れが出てきて、左のふくらはぎから薬指までが麻痺してきてちょっとこれはまずいかな?と思っていたら、
あの日は忘れもしない6月に入ったばかりの朝、激痛で動けなくなる。痛みに山がなく、ずっと痛いまま。
泣きながら「救急車呼んで!」と叫んだほどでした。
その後すぐに病院に行きレントゲン、MRIを取り、腰椎5番の椎間板ヘルニアと診断され、その日は痛み止めをもらって
「様子を見ましょう」でした。
痛みは一向に良くならず、その週にブロック注射するも全く反応なし。
その後もさらにブロック注射をし、リリカ75ミリを飲み続け、頭は朦朧とするし、顔は浮腫むし、立ち上がるととにかく痛みが走るので、寝たきりの状態が3ヶ月もつづきました。
先生に「もう限界です。このままだと精神が崩壊しそう」と告げて手術に踏み切る。→その年の9月。

あの時の痛みは消えたが、やはり恐怖感は残りました。(少しだけ違和感は残っています)
傷口が痛むので、あまり動けず。
波乗りもヨガも出来ず、3ヶ月の間は再発の可能性が高くなるのでとにかく安静にして過ごしました。
この安静期間が私は最も大事だと思っていたので、
・本当に重いものを持たない
・腰に負担をかけない
・長時間座らない
・リハビリと歩く
・そして体を温める、温浴などを徹底的に行いました。
3か月すると走ったり、トレーニングをしてもいいと言われたので、徐々に波乗りとヨガを再開しました。
この頃は寒くなると麻痺していたふくらはぎに少しだけ昔の痛みが走る時も。
それでもヨガのポーズもどんどん出来るようになって、波乗りも怖く無くなって、ようやく1年と今日で16か月目。
今は寒さが足に来ると違和感が出るのと、疲れが腰にくると少し痛むので同じ姿勢を取らない様にしています。
ベッドは特に大事で、布団がダメになりました。(マットレスはモットンを使っています)

すみません写真生々しくて・・
でもあの日々を絶対に忘れちゃいけないと思うのです。
あの時があるから今普通に歩けることが奇跡に思えるから。
痛みがないことが私にとって奇跡。歩けることも、波乗りができることも、散歩して外の景色に感動できることも全て
贈り物だと思えるのです。
そう、だから今は、毎日が私にとって奇跡の日々の連続。
みなさんが健康で美味しいものを食べれて、誰かと笑い話をして、美しいものを見れたらそれは本当に幸せ。
普通に暮らしていると当たり前になってしまう全てのことが、実は贈り物だと気づくと、私たちは幸せだと実感できます。
だから私はヘルニアになって良かった。
とっても痛かったけれど、おかげで毎朝、ストレッチとヨガを欠かさないし、歩くことも増えて、今までは昔の私よりも健康体。
ウオーキングでは「遠いいなぁ〜」って思っていた距離も「あれ?こんな近かったっけ?」と思えるほどにまで。
歩くと色んなお店を発見できるし、色々寄り道をしては楽しい事に出会えたりするので、やっぱり・・
神様からの「gift」ですね!
だからヘルニアに悩んでる皆さんへ、どうか元気を出してください。
リハビリとストレッチそして体を温めて、自分の体に優しくしてあげてください。
私は全てにおいて体を酷使しすぎました。
そしてストレスも最大の原因になるようなので、自分に優しくゆっくり向き合って、過ごしてくださいね。
ほとんどの方は治っているので、時間に個人差はあると思いますが、きっと自分との時間として与えられた物だと私は思っています。

どうかヘルニアで悩んでる人、また体の体調を崩している人全ての皆さんが元気になりますように。
そして健康な人たちも「毎日が奇跡」で、幸せなことに気づいて笑顔になれますように!
下の写真は術後の波乗りの写真です。photo by ゆうりん(ありがとう!)

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