活動報告

千葉デフ&東京デフヨガ企画

3月21日に千葉デフサーフィンクラブと東京デフサーフィンクラブによる、ヨガ企画にヨガ講師として呼んでいただきました。人数は18名。東浪見コミュニティセンターにて実施されました。

私自身は、ヨガ講師としてRYT500を取得したヨガインストラクターでもあります。
資格を取る前、実際にヨガを受講していた時に、インストラクターの言ってることがちゃんと聞こえなくて
正しい呼吸のタイミングが不明のまま進んでいくので、不満の方が募ってしまうことが多々ありました。
時にはヨガレッスンすらも断られることもあり、それならばとヨガインストラクターを目指そうと決意をしたのです。

それでも、入学届を出す時に連絡する時点で、ヨガの学校を選べなかった事もありました。
と言うのは、学校側が「聞こえない方は怪我をさせてしまうから」と言った理由が多く断られてしまうのです。

それならばと思い、見学を装ってヨガレッスンに行った時に、「実は、私ヨガを勉強したいんです。ここで学ばせてください。耳は聞こえないけどやる気はあります!」と直談判した時に、当時の講師が、「ヨガは障がいとか関係なく誰でも学べるものだから」と言ってくださってその学校に入学する事ができました。

それからと言うもの、呼吸のタイミングや体の解剖学など学ばせて頂き、あっという間の3年間でした。
ヨガレッスンでは、聞こえる人への教え方とは違って、聞こえない人には一度、このポーズをやるよ、何故ならと理由を話した上でみなさんと一緒にポーズを行なっていきます。

以前ハワイでヨガを受けた時に、レッスンを受けにきていた人がそれはもうみんな自由に動いていてそれぞれが違うポーズをして講師が説明に入ると言った感じだったので、みんなが一緒に同じポーズをとらなければいけないんだ!という概念が覆されて衝撃を受けました。日本ではまだ皆が同じポーズを行いながら進めていくことが多く、聞こえない私にとってはそれは大変気を使うものでした。ヨガをやると言うよりは、周りの人を見て真似してる感じでした。

でも、ハワイの衝撃を受けてからは、デフにはデフのやり方があっていいんだ!と思い、聞こえる人は説明を話しながらポーズを変えていきますが、デフヨガでは一つ一つのポーズをしっかりと手話で説明した後、呼吸も手を使って「吸って、吐いて」を繰り返しながらヨガを進めていきました。
さすが、デフの皆さんたち。集中力が素晴らしくわからない人がいたら隣同士で教え合ったり、笑顔だったり顰めっ面だったり、表情が豊で私もとても楽しかったです。
聞こえる人のヨガでは喋ることはほとんどないけど、デフヨガは賑やかでした。
でも声を出すわけではないから静かは静かなんですけどね笑


3年間学校に通っていた時、聞こえなくて悔しい思いもしたけれど、「同じ思いをしてほしくない。デフの誰かがヨガを楽しくレッスンできるように、頑張ろう」と通ったあの時の自分が今こうして誰かのためにためになれている事がとても嬉しいです。

今現在はデフの方のためのヨガレッスンのみ開催しています。
今回はお声がけくださって大変嬉しかったです。
みなさん有難うございました!



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