YUMIEのコラム

「Akeumi Deaf BB CUP第1戦御宿 海と日本PROJECT」 無事開催する事ができました!

「Akeumi Deaf BB CUP第1戦御宿 海と日本PROJECT」無事開催する事ができました!

天気にも波にも恵まれ、会場は手話と笑顔でいっぱいでした。

 

ヘッドジャッジは西村博之プロサーファー。

ジャッジはボディーボーダーの選手の皆様。
粂総一郎プロ、西村優花プロ、関根織美プロ、
中根怜衣プロ、信裕子プロ、田中れいウォーターマン、
本部テントは手話ができるスタッフ、
選手も全員デフかコーダ。

 

MCは流暢で、声が素敵な 山田亮一プロに。
開会式では御宿町石田町長にお越しいただき、「月の砂漠」を歌ってくださり、御宿町の歴史をお話しいただきました。

海の家の皆様MIMARUさんHINOMARUさん、NANKAIさん、御宿中央駐車場スタッフの方大変優しくしてくださいました。

御宿町観光協会の皆様も、御宿町役場の皆様、御宿町のすべての皆様。本当に有難うございます。
この日のために、協賛くださった企業の皆様、個人でご寄付くださった皆様誠に有難うございます。

皆様のおかげで、デフの皆様に大変素敵なプレゼントを渡すことが出来ました!
まだまだ今年は3つのイベントがございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.facebook.com/akeumi.co/events/?ref=page_internal

聴覚障がいの方のためのボディーボード大会は世界初ということでどうなるかとても緊張しましたが、ここはやはり開催することで、私としても大変素晴らしい気づきを得ることもできました。

何より「楽しい!また参加したい!」
「ひさびさ本気だせた」「すっごく楽しかった」という声を聞くことが出来て、とても嬉しかったです。
会場には一般の方も見に来てくださり「デフって何?」って聞いてくれた方も。

 

手話でのやりとりが溢れた会場で、みなさんの目にはどう映ったでしょうか。
顔を見て言葉を伝えようとするその姿は、声で会話する姿とまた違って、とても優しく映ります。
楽しい時は思い切り表情を笑顔にして、話すので
海から上がってきて話すその姿はさらに笑顔が増します。

 

楽しい試合形式でも
試合が始まる前の海を見つめる姿や、
表彰式の発表の瞬間は、顔がキリッとしてきます。
気づくと聞こえないってことは本当に関係なくて、
挑戦をする姿は誰も同じですね。

「海は誰にでも平等、みんなに同じ波が来るから」
そう気づいてプロになろうとはじまったあの人生から
今度は次の人たちにバトンを渡したいと会社を設立した
私がいます。

こんなにも沢山の人達と一緒に。
だから同じ聞こえないみなさんも挑戦をしてほしいと思っています。

挑戦をすることで「聞こえないことは宝物であり、個性なんだ」と思える日が必ず来るから。
そう気づいたら今度はバトンを渡す時。

そうして沢山の聴覚障がいのみなさんに笑顔が広がっていきますように。
あけうみはデフノーマライゼーションの実現に向けて
これからも頑張っていきます!
「聞こえないことは個性である」
陽けたら海へ。

 

素晴らしいスタッフと共に精進してまいります!
ご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人 陽けたら海へ
代表 堀 由美恵

DCIM100GOPROGOPR1517.JPG

TOP