この日、盲ろうの方とサポートの方も一緒に2名でヨガレッスンにご参加いただきました。
盲ろうというのは目が見えなくて耳が聴こえにくいことを言います。
こちらの方は大学生でトライアスロンも挑戦されていて、ヨガも楽しそうに受けてくださるので私も毎回お会いできることが楽しみになっています。
きっと皆さんが疑問に思うこと、それは「どうやって会話しているの?」だと思います。
「触手話」という相手の手を私の手の甲に重ねてもらって私も手話を使い会話をする方法です。
つまり相手は私の手話を手を通して理解しながら会話をしているのです。
それだけでも大変そうだけど、そこからヨガをやるわけですよね。
でも相手にとったらそれは一つのコミュニケーション方法に過ぎないのです。
なんでも挑戦をする彼にとってみたら、「ヨガを楽しむ」という私たちと何も変わらない時間です。
ただ少し伝える方法が違うだけなのです。
だから彼が太陽礼拝を1から始めてフィニッシュする時、それは、それはとても感動します。
もしも私が耳が聴こえていたらこんな感動って得られなかったんだろうなと思います。
私の中では「これが当たり前」と言う世界から「こうやって工夫してみよう」と他の人にない方法を探すことができるのは、とても幸運であり、他の人にはない強みにもなります。盲ろうの方のヨガレッスンは私自身が一緒に成長させてくれるレッスンなのです。
盲ろうヨガはどなたでもご予約承っています。
予約必須ですのでご予約の方はデフヨガレッスンの項目からカレンダーをご覧になってメールにてご連絡をください。
その際は件名に「デフヨガレッスン」とつけてご予約ください。今まで、なかなか
勇気の出なかった方もこれを機に一緒にヨガに挑戦してみませんか。
そんな機会を作りたいと思っています。
お待ちしております。
Kahului