活動報告

AKEUMIデフリンピックスポーツツアー2025第一弾デフレスリング開催いたしました!

2025年4月26日 AKEUMIデフリンピックスポーツツアー2025 第一弾 
デフレスリング 企画 開催いたしました。

主催:      (一社)陽けたら海へ
助成:      公益財団法人日本財団 様
ご協力:     公益財団法人日本レスリング協会様
スペシャルゲスト:(一社)スマイルコンパス 登坂 絵莉さん
         パラパワーリフティング 中嶋 明子さん
         手話言語アナウンサー  市川 悦子さん
場所はNTC(ナショナルトレーニングセンター)にて行われました。
ナショナルトレーニングセンターは、オリンピックやパラリンピックなど、国際的なスポーツ大会に向けた強化選手のための施設のため、一般の方が入館したり、施設を利用したりすることは原則として禁止されているため,滅多に入れることのない神聖な場所です。
この企画は公益財団法人 日本レスリング協会様のご協力のもと開催することができました。
参加者の方も大変喜んでおりました。登坂絵莉さんも「滅多に入れることのないこの施設に、みなさんは入れて、本当にラッキーですよ!!」と言っていました。
やっぱり間近で見る選手の熱量は生ならでは!マットの上だからこそ振動や音まで伝わるのでとても迫力がありました。

贅沢に元金メダリストの登坂絵莉さんの解説付き!手話通訳士共に手話言語アナウンサーも一緒に解説しながら進めていくので、聴覚に障がいを持つ人も、健常者も子供も、誰もがわかりやすい説明になったと思います。


この日は出場を目指している強化指定選手4名の皆様にお会いできました。
・久米田 忠裕 (クメタ タダヒロ) 選手
・曾我部 健  (ソガベ ケン)  選手
・三浦  桂吾 (ミウラ ケイゴ) 選手
・船川  真央 (フナカワ マオ). 選手
練習風景を見学させてもらった後に、インタビュー形式で登坂絵莉さんと中嶋明子さんや私からも質問をさせて頂きました。選手の皆さん、練習で疲れているであろう貴重な時間のなか答えてくださいました。

登坂絵莉さんとあけ海の代表 YUMIE

中嶋明子さん

左から船川真央選手、曾我部 健選手、久米田 忠裕選手、日本レスリング協会事務局高橋さんと三浦  桂吾選手

それぞれ聴覚障がいでも、手話や口話、視覚情報など様々なコミュニケーション方法があり、聞こえ方は様々です。

インタビューに答えてくださっている船川真央選手


インタビュー内容は貴重な意見が出ました。
・練習の時や試合の時に聞こえないことで困ることは何か?
・健常者と一緒に練習をしているがどうやっているか?
・デフレスリングの魅力は何か?
・「聞こえないことでよかったことは?」
一番、印象に残ったことは「聞こえなくても関係ない!」と言う強さを持っているということ。
目の力もまっすぐ強く、これからのデフリンピックへ向けた熱い気持ちが私たちにしっかり届きました。

最後の「聞こえなくてよかったことはあると思いますがどんなことですか?」と聞いたら
「あるある!たくさんある!」って答えてくださった時はみんな大笑いでした。
参加者の皆さんも賑やかに手話を使う方、勉強している方、スポーツに興味ある方、様々でした。
たくさんの質問も飛び交って素晴らしい大変貴重な1日となりました。
この度は開催にあたり打ち合わせや申請など大変ご尽力をいただきました日本レスリング協会様誠にありがとうございました。
選手の皆様も練習の後の貴重な時間を頂きありがとうございました。

「レスリング」の手話と登坂絵莉さんの手話ニックネームと参加者の皆さんと一緒に。
絵莉さんのニックネームはレスリングの手話とハートを合わせたもの。とっても素敵です。

「東京デフリンピック2025年」開催は11月15〜26日まで。
参加国は70〜80カ国。各参加選手団は6000人と言われています。
デフレスリングの試合日程は下記となっております。(男子のみ)
グレコローマンは11/21~22 (グレコローマンとは上半身のみ)
フリースタイルは11/23~24 (フリースタイルは全身)


100年目に当たる開催が初の日本となっております!ぜひ皆さんで応援しましょう!
最後にカメラマンのTaiyo Akashiさんによる動画をご覧ください。

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