唇の動きを読むのだそうです。
プロボディボーダー兼ヨガインストラクターとして活躍されるYUMIEさんのことです。
2歳の頃に失聴されたYUMIEさんとお話をするときは、いつも口元をじっと見つめられているので、ドキドキしてしまいます。
唇の動きを読めるのだから補聴器は必要ないのかなと思ったら、彼女は人の声だけでなく、雨の降る音、鳥の鳴き声、風の音、波の音、海の音…いろいろな自然界の声を聞くために補聴器は欠かせないのだそうです。
そんな彼女が東日本大震災の復興活動をきっかけに「一般社団法人 陽けたら海へ」を立ち上げたと聞き、応援したくなりました。
お正月の「アケオメ」はすっかり世の中に定着しましたが、「アケウミ」も多くの人に知られて、世の中にたくさんの仲間が増えることを願っています。
リオン 株式会社 取締役会長 清水健一